2日目の夜のことだった。



その日は朝から登山があって



私は、登山が大嫌い。



原因は、私が単に運動オンチってだけではない。



一緒に登る、班のメンバーが嫌な人ばっかりだったからだ。



案の定、私が1番登るのが遅くて



みんな私を責める。



遅い、ノロマ、ブタ・・・




絶対言われると分かってても、いざ言われると辛い。




そんなに言わなくてもいいのに。





願っても、届くはずはない。





私は、とうとうキミに手紙を渡した。





『こんなこと言えるのは、○○だけやねんで』





この時の私は、そうとう辛かったのだろう。




気づけば、こんなことを書いていた。