約4時間の式がすべて終了し、近くの公園へ移動する。
これはずっと続くならわしらしい。
公園へ行くと、1・2年が待っている。
でも、私はそれどころじゃなかった。
想いを伝えるのはこれで4回目。
これだけフラれているクセに、まだ告白しようとする。
どんだけ、未練があるのやら。
公園へ、6組がやってきた。
アイツの姿を探し・・・ものの数秒で見つけた。
我ながら、さすがだと思う。
アイツは、じっと見ていた私に気づき、手を振ってくれた。
私も恥ずかしながら、返事をする。
もう少しで、これもできなくなる。
なんとも、名残惜しい瞬間である。


