2組の授与がすべて終わり、次のクラス、次のクラスへと移っていく。 「6組...」 アイツの名前が呼ばれ、返事をする。 この人に私は尽くしてきたんだ・・・ 一生忘れないように、ずっと見つめる。 アイツを見ていると、知らぬ間に笑顔になっている気がする。 アイツがいると、安心するんだよね。 そこにいるだけで、ホッとする。 これは私が大好きだからだと思うけど・・・ 本当にこの人はすごいと、改めて思った。