これは、ルカとユウリがまだ4、5歳の時のお話し。


「こらっルカ!待ちなさいっ」


「だって、海の上にいってみたいんだもっ」


ルカは、幼い頃からわんぱくでー…
母親の目を盗んでは、地上へ行っていた。


「まったくルカはっ!」

「だいじょーぶっ」

そう笑顔で話すルカ。