「あぁ驚かせたね」

見ると白衣を着た白髪の男がいた。

青白い顔で不気味にその男はほほ笑んでいた。

「あんたは…誰だ…」

質問には答えず、男は少しずつオレに近づいてきた。

「君が愛を…」

低くかすれた声で男は言った。

アイ…?

キサラギアイの…?

「殺したんだ!!!」