「久しぶりだね。麻亜と梨遊 俺たち、最近地方回ってたからね 二人とも元気かなぁ〜?」 そう懐かしそうに言って、雅はタバコを灰皿に捨てた。 「いや、あの二人は元気だろ」 楓は笑いながら、当たり前だろみたいな感じに言った。 「俺もそう思うな」 俺もそう思ったので、楓に続いて言った。 「そうだよな、あの二人だし」 と雅が言うと、三人で顔を見合わせて笑った。 なんでだろ? くだらない話も、好きな友達と話すとこんなに楽しいのだろう…