「じゃあ、ケンさん準備してね」 「分かったよ」 ケンさんは、椅子から立ち上がった。 そして、歩いてスティックを取りに行った。 そのケンさんの後ろ姿から、背中にあるタトゥーが見えた。 ―やべぇ〜かっけえ〜 いつもそのタトゥーを見ると 格好よすぎて、見とれてしまうんだ。 そして、楓は完璧にダウンしているので、とりあえず無視した。