「まぁ、そうだけど…」




確かにそうなので、返事をした。



そして、俺たちは黙り


少しの沈黙が流れた。










「はい、しんみり終わりな」




その沈黙を雅が破り、そう言ってアンプから立ち上がり




「今日は頼むぜ、ベースメン」




と雅はそう言って、俺の背中を叩いて去って行った。