その間、暇なので適当にベースを弾いて遊んでいると ヴーカルなのでやることがないのか、楓が隣に来た。 なので、ヴリュームペダルを踏み ベースを弾くのを辞めた。 「なぁ雪、例の子は来るの?」 なぜ、楓が彼女の事を知っているかというと チケットを彼女に渡したあと、 俺が二次会の店に着いたら 楓が店員の女の子にチケットを、あげると勝手に約束していたんだ。 楓は、俺の身内にあげる用の チケットが1枚余っている事を、 知っていたんだよね。