「おい、お前ら遊んでねぇで
いつものライブ始めるぞ」
ケンさんのその声がすると、
しばらく続いた蹴りがやみ
二人は蹴りをやめたあと、立ち上がれない俺を立ち上がらせてくれうえに
「想い伝わっているといいな」
「まぁ、平気だと思うけどね」
と二人はさっきの態度とは全く違い、優しく俺を励ましたあと
俺の肩をポンっと叩きステージに向かった。
輝くライト、派手なBGM
うるさいんだけど、それがまたいい会場
俺も俺の全てがあって
みんなが待つステージに向かって、歩き出した。
不思議と気持ちは落ち着いていた。



