けどそんな中、俺は二人にし返しなんてするつもりがあまり起きなかった。 なぜなら、確かに二人にはすっごく迷惑かけたことは 本当に悪いと思っていたのも、少しはあるんだけど… それだけじゃ、お返しはしていただろう ―うん、絶対。なにげ痛いもん… 本当の理由は、会場にきっといたであろう結菜へ 俺の気持ちが伝わったのか、伝わらなかったのかが 気になっているのが大きかったし 俺の下手くそな詩を聞いて、どう思っていてくれているのかが気になっていたから 俺はそれだけしか、考えられなかったからだろう