「それは、不味いな 瑠美もそこまでするんじゃあ、 相当雪のことが好きだったんだな」 「ああ…」 楓と雅は俺の話しを聞くと、 眉間にシワをよせ下を向いて、そう言った。 「でも、俺は瑠美がした行動は 悪気があったんじゃないと思うんだよね。 一途過ぎるための過ち みたいな感じだと思うからさ 許してあげれば」 雅は瑠美をフォローするように、そう言った。 楓はそれに対して、頷いていた。