そして、私たちは缶のフタをあけ そのまま缶をぶつけて乾杯した。 「かんぱ〜い」 ―カンッ しばらくして、私は意識をなくした。 ━━━━━━ 「結菜って、酒弱いだっけ 色々と大変だったから、つい忘れてたなぁ〜」 私はそう独り言を言うと、缶ビールを一口飲んで テーブルの上に、ヘバっている結菜をふと見ると そこには、結菜が可愛い寝顔で寝ていた。 それを見た私は ―でも、結菜には幸せになって欲しいな と本当に心の底から、そう思っていた。