「じゃあ、まずプロフを見よっか」 そう言うと沙希の操るマウスが、プロフィールをクリックした。 開いた黒い画面に、対照的な白い文字でメンバーの名前がある。 私は一昨日の人の名前を、上から順に探し見つけていった。 「あった!沙希っ 雪さんをクリックして」 私は静かにしないといけないのに、見つけた嬉しさで大きな声で沙希に言ってしまった。