ｔｒｕｅ ｍｅｌｏ♪ｙ

それを聞き終えた俺は、しばらく黙っていた。





予想できないことが起きると、
人間黙るんだなって分かった。






そして、俺は考えた。







しばらく、二人の間に無言が続く






オープンカフェにいる人たちの声も、耳に入らなかった。





むしろ何も聞こえていなかった。






そして、俺が顔を上げると




さっきから俺の答えを待って、下を向いて黙っている瑠美






自分がヘタレだって、改めてそう思った。