雨が降りそうで、降らない どんよりとした曇のせいで、 綺麗な空は見えなかった。 俺はコンクリートのちょうど座れるくらいのやつに、 腰を下ろして 待ち合わせ場所に早めに到着してしまったので、さっき説明した場所で のんびりと、瑠美が来るのを待っていた。 ―でも、太陽出てないとコンクリート冷たいな なんて、くだらないことを考えながら なぜ、瑠美と待ち合わせているかと言うと 昨日の夜に、明日の昼に話したいことあるから 〇〇〇に来てと瑠美に呼び出されたからだ。