真っ白の綺麗な部屋 大きい鏡が片側一面にある 「沙希〜 すごく楽しかったよ〜 東京デステニーランド」 私は、沙希と一緒に深夜番組の収録するために 特攻テレビに来て、控室で呼ばれるまで待機していた。 それに、今回が初めて沙希と一緒になるんだよね ―やっぱり、うれしいよね それに、少し気が楽になるっていうか… だから、私は椅子に座って雑誌を読んでいる 沙希の肩を揺らしながら 私は多分、すごくテンション高くそう言っていた。