すると、沙希は私のほっぺたを両方を軽く摘み 「そうだよ〜、はいっ結菜 心配はもう終わり〜」 と横に引っ張って、引っ張って手を離した。 「痛いよ〜沙希〜 なんで急にそれするのっ」 私はそれをやられ、赤くなったほっぺたを押さえ 沙希に少し怒りながらの口調で、 そう言ったんだけど… ―これって、梨遊さんにもやられたな〜 と急に思い出し、私は不思議と笑ってしまった。