なので、雅と楓は雪には聞こえない小さい声で話した。 「なぁ、気づかれてないよな」 「多分ね、あの様子なら それに、雪は人一倍鈍感だからね」 楓に肩を叩かれて言われた、雅はそう答えた。 「それじゃあ、この話しはなしにしようぜ」 「確かにそうだね、俺たちは ただ見守ろうか」 楓の提案に、雅は賛成した。 そして、二人はなにも知らないで 真剣にベースを弾いている雪を、見守る目で見た。