彼女が言った事に対して、俺は 「別にいいよ、俺も笑ったから」 と返したあと、話を続けた 「それと君さ、笑った方がいいよ かわいいし、元気になるでしょ? 理由は聞かないよ でも、泣くぐらい辛いことがあったんだろうけど 泣いたあとは、笑って次に進まないとさ 幸せは逃げちゃうよ」 俺は吸っていたタバコを携帯灰皿に捨て、立ち上がった。 「そうなんですか?」 と彼女は不思議そうに尋ねてきた。