「あっ、そうだったね。」



「じゃあ、あたしは邪魔だから教室戻るね」



「愛菜ちゃんもいて大丈夫だよ。」




「えっ!?」




「てことだから…おいで」




「うっ、うん」



帰ろうとしていたあたしはまた大輝の膝の上に戻ってしまった。



「相談は何?」




「あ〜俺さぁ〜気になるやつできたんだけど…それがね、愛菜ちゃんの友達なんだけどね…」



「あっ、もしかして夏希?」



「そうそう、桜川夏希ちゃん」




「で、それが?ふつうにこくればいいだろ」




「でもなぁ〜桜川さんけっこうもてるからな〜」




「う〜ん。じゃあ、今度からお昼ごはんは4人で食べる?」



あたしの提案に大輝は



「4人って俺と愛菜と悠貴と桜川さんで食べるってこと?」