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ねぇ、どうして貴方は
気付かないのかな‥

あたしは貴方を真っ直ぐみているのに
貴方は
あたしの存在すら気付かない

だって、貴方は他の子を
みているからだよね

あたしなんか眼中に無いぐらいに‥

とても一年の学年の差が恨めしい

貴方とは、
学校内で何度もすれ違っているのに

貴方は、あたしを見掛けたこと無いって

そんなの、あんまりだよ


みている時のこの気持ちを返して

貴方の笑顔で高鳴る心音を返して


貴方の笑顔は
犯罪に値するわね

だってこんなにも
あたしを苦しめるのだもの


確かに、話したことは無いけれど
仕方がないじゃない
話し掛けることさえ出来ないほどに
心臓が可笑しくなるんだから

全部、貴方のせいよ


だから、この気持ちに気づく前に帰して

消えさしてよ‥


あたしの努力次第でどうにかなるって
言ってくれてる無責任なお友達

そんなに簡単に済む話じゃないわ
綺麗事何かじゃないのよ


だから、あたしは貴方への
この気持ちを封印する

嘘じゃないわ
本当よ

確かに
そんなに簡単に消える
気持ちでは無いけれど

二度と開けることが出来ないように
しっかりと鍵を掛けるわ


大丈夫
あたしはそんなに柔じゃないから

もう、あたしは
貴方をみて浮き足立つことの無いように

足と心を鎖で縛り付けて
この気持ちを表さないわ


けれど、最後に言わせて
『貴方を好きになりそうでした。』
って


この浅はかな恋心に
重い重い鎖を巻いて
二度と開けることの
出来ない南京錠を掛けて‥

封印するわ


さようなら、貴方‥
さようなら、昨日までのあたし


過去に囚われず前に進むわ

誰にも、打ち明けない

打ち明けることの出来ない事を
ごみ箱に棄てて

あたしはあたしのままに生きていくわ



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