私はライターを取り出して立ち上がった。 すると、全員が私に近づいてきて周りに立つ。 私がライターをつけると、全員がそれに煙草を近づけて火をつけた。 「すぅー…」 煙草の煙を吸う。 「はぁー…」 そして肺まで回った煙を吐いた。 白い煙が部屋に充満する。 全員が私と同じ行動をした。 「お前らを信じてんぞ」 煙草の白い煙が充満してる中私の声が幹部室にやけに響いた。 私は最後にそう言って口の端を上げて笑った。