Black Queen【1】




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いつからだっただろう…。


祐司さんがいなくなったのは…。

あの頃は確か奏と二人で喧嘩ばっかしてた時だったよな…。


『おい、お前ら又喧嘩したのか?』

知らない顔の奴が私と奏に喋りかけてくる。

これが祐司さんとの出会いだった。

「あ?誰だてめぇ?」

奏が鋭い目付きで睨む。

『ん~通りすがりの人!!よくお前らが喧嘩してるとこ見るんだよね?』


「あ?」


私も奏と一緒に眉間に皺を寄せて睨む。


『まぁまぁ、そう睨むなって!!どうせ暇してんだろ?ちょっと付き合えよ』


そう言って祐司さんは私達の腕を掴みはじめた。


なんだこいつ!?


腕を振り払おうにも、力が強すぎて振り払えなかった。


「ちょ、くそ!!どこ連れてくんだよ!?」


「離せよ!おっさん」

奏が大声でそう言うと

『あぁ!?誰がおっさんだ!!まだ高校二年だ!!』


と唾を飛ばしながら怒鳴ってきた。


「ぅわ!?きたねぇ」


『ふっ、つーかお前らの名前教えろよ』


「あ?なんでお前なんかに教えなきゃいけねぇんだよ!?」