でも…一向に痛みはこない。
おかしいほどに。
私は目をバッとあける。
目の前には…さっき私を殴ろうとしていた男が倒れてる。
そして…
「ゆ、祐司さん!!」
がその男の前に立っていた。
いや、まさか…祐司さんなわけがない…。
「加那」
でも、私を呼ぶ声は正真正銘祐司さんの声だった。
祐司さんが私に近寄る。
「加那大丈夫か?」
「祐司さん」
「ふっ、変わってねぇな」
祐司さんの笑ってる顔を見るとほっとした。
「祐司さっ、痛っ」
その瞬間熱があるのを忘れていて又頭痛が襲いかかる。
「おい、大丈夫か!?」
祐司さんの声が遠退いていく。
「お…加那…だ…いじょ…か…」
祐司さん…
そこからプツンと意識がなくなった。


