祐司さんが拳を振り上げた。 『祐司さん!』 私は叫んで祐司さんを追いかけようとした。 すると、頭に鋭い痛みがはしって倒れる。 意識がうすれて目を閉じる。 だめだ!! 祐司さんが目の前にいるんだ!! 私は必死にまぶたを開くと、そこには祐司さんの姿なんてなく心配そうにしている明希の顔があった。 「やっと目覚めたんかぁ?えらいうなされとったで?」 なんだ…夢だったのか…。 祐司さん…。