「は、はい?なんでしょう?」
「レディーゴーって言ってくれへんか?」
「は、はい分かりました」
スキンヘッドは少しビビりながら「れ、レディーゴー」と言った。
私はその声をすぐに聞いて明希が力を込めるよりも先に力を込めて明希の腕を倒した。
クラスの全員が驚いていた。
するとスキンヘッドが「てめぇ明希さんに何してんだよ?」と私の胸ぐらを掴んできた。
なんだこいつ?
「やめろ!!」
明希がスキンヘッドに怒鳴り始めた。
「胸ぐら掴むのやめろ!!!」
スキンヘッドは青い顔をしながら私の胸ぐらを掴むのをやめてくれた。


