「あ!せや俺と腕相撲しようや」 「は?」 「俺腕相撲強いんやで?ま、唯一勝てへん奴がおるんやけどなぁ」 「ふーん…」 「ほら」と言って明希は机に肘をつけて手を差し出してきた。 んー…いくら私でも、さすがに男子の力は敵わないからなぁ… 仕方なく明希の手をにぎて肘を机につけた。 「おい!そこのスキンヘッド!」 明希は私の隣の席のスキンヘッドに喋りかけた。