「此処が山岡のクラスだぞ!」
今私がいる所は二年二組の前。
やっぱり予想通り教室も汚そうだ。
「俺が中に入ってこいって言ったら入ってくるんだぞ」
「わかりました…」
ガラ
斎藤は教室のドアを開けて入って行った。
「お!!斎藤が来たぞ」
「おはよ!!斎藤」
「今日も熱血か?斎藤~」
斎藤は意外にも生徒から人気そうだった。
「お~、おはよ~!!お前ら元気だったかー?」
「元気だったぜー」
「当たり前にな!てか、昨日も会ったじゃねぇか!!」
「斎藤~!今日転校生来るってまじ?」
「あ!!そうだった!山岡入ってこい」
斎藤…私の存在忘れてたな…
私は二年二組の教室に入って、斎藤の隣まで歩いた。


