Black Queen【1】




「おつかれ」



要がニコッと笑った。



「お前もな」



俺もそれに答えてフッと笑う。


「もう全部終わったし、俺ら帰るわ」



「あぁ、ありがとな」


「何言ってんだよ。今回の件は俺も関わってんだからい~んだよ。それよりも早く恭賀のとこ行ったれよ?」


「あぁ。」



「じゃあな」


そう言って要は友達と帰って行った。