「桜、お前学問あるのか!?」



意外にもその話題に食いついてきたのは土方さんだった。



「ええ…まあ。」


今ここの時代の人たちよりかは絶対に賢いだろう。



すると土方さんは、

私の肩をガシっと持って目を輝かせながらこう言った。




「新撰組に知識を与えてやってくれねえかっ!?」




そんな風にお願いされたら…


断れないじゃん…


私は大きな大きなため息をついた。