「平助!!」 私はその卑劣な叫びとともに目を冷ました。 肩まで被っていた布団が暑苦しくてむくり、と起き上がった。 「桜ちゃん」 「…沖田…さん」 横には心配そうな顔で私を見つめる沖田さんがいた。 沖田さんが私を見つめる目が、優しくて優しくて、 昨日の出来事が全て現実であったことを悟っているような気がした。