cloud×cloud【完】






なにもかもがスローモーションで、




血で染まった刀が地面へと引き寄せられるのも、
平助から噴き出す血飛沫も、


ゆっくりゆっくりと。







ふと気づいた時には平助の身体は傾いていて、私は慌てて抱き支えた。







「平助!!」






薄らと伝わるぬるい体温と、弱々しい呼吸。





つん、と鼻をつく鉄の匂い。








平助はずるりと力無く下へとズレて頭が私の足まで落ちてきた。