一度目に斬り裂いた感触も、何もかもが消えないうちに再びその感触が私を襲ってくる。 だけど。 「…な」 まだ全てを振り切らないうちに私は地面へと尻餅をついた。 「……左、之さっん」 そう、左之さんが私を突き飛ばした。 私と伊東さんの間に入って。 その代わりと言うか、伊東さんは白く光るそれに突き刺された。