ただの直感。ただの私の憶測でしかないが伊東さんは私を狙っている。 憶測でしかないのだけれど何故か確信を持てる。 震えるな、怖がるな、恐れるな、 伊東さんは試すように私を見据える、ただ静かに、じっと。 ザッと砂がこすれる音がした。 それが何かの合図だったかのように、時が動き出す。 月明かりに照らされるいくつかの白銀の光。