「やめとけ、左之!!」 今にも平助や斎藤さんに飛びかかりそうな左之さんを永倉さんが止める。 わかる。 わかるよ左之さん。 悔しい。 今まで一緒に過ごしていた私たちのいる所よりも、そっちを選ばれたのが、 すごく悔しいよ。 「皆、各々思っていることがあるだろう。それは個人で尋ねてくれ。では解散。」 近藤さんの声が虚しく響いた。 じわりと視界が潤んで、生暖かいのが頬を伝ったのがわかった。