覚悟を決めないと。 自分の志を守るために、 自分の「誠」を貫くために。 「はい」 俺は短くそう返事をした。 その返事で俺の想いは少し引き下がる。 もう決まったのだ、と 仕方ないのだ、と言い聞かせる。 「感謝していますよ。あなたのような方に入隊していただけるなんて」 そしてその伊東さんの言葉で実感をする。 もう戻れない、 だけど悔いてはいない。 俺の意志を貫いたことを。