平助はいつも見事なまでに私の隠しているモノを見抜く。 見抜いて…壊すんだ。 すべてを壊して私を縛る辛く重い鎖を取り除いてくれる。 平助の言うとおりなのかも知れない。 私はずっと誰かに助けてほしかったのかも 誰も救いの手を差し伸べてくれないことを一番わかっていたのに ずっと助けを求めていたのだと思う この涙が何よりもの証拠だ。 いつかきっと…を信じてずっとがんばって耐えていたんだ。 私は声を殺して泣いた。