「うぇーっ!?俺が制札の警護?」 部屋から明らか不服そうな左之さんの声が聞こえた。 「みなさん、お茶お持ちしました」 障子を開けるとそこにはいつものメンバーがいた。 「桜、聞いてくれよ!!左之さん今夜橋の制札のお守りだってさ!!」 「仕方ないだろ…俺だってこんな仕事したかねーよ」 ゲラゲラと腹をかかえて笑う平助を見つめながら左之さんはため息をついた。