沖田さんの答えを少し残念に思った




まるで何か期待が外れたように





運命は変えれるのか、と彼に問いた私は何を求めていたのだろうか。





変えてもいいよ、


と許可をしてほしかったのだろうか?





「君は何も心配しなくてもいいよ」



沖田さんは優しくそう言って頭を撫でた。





ああ…そうだ



許可がほしいとかじゃなくて、





変えてほしかったんだ。






未来を、彼らに、




変えてほしかったんだ…。