「お前はお遣いもできないのかよ。」 屯所の玄関前についたとき、土方さんがふぅ、と溜め息混じりに言った。 「うっ…すみません…。」 そう言われると私は何も言い返せずにただただ謝ることしかできない。 私は怒鳴られると思い、目を瞑り心の準備をした。 「何か怖いめにあわなかったか?」 …へっ? 私の想像とは正反対に土方さんはどなるどころか、優しくそう問いかけた。