「わしがお前の望む世界、作ってみせたる!!」




そう言ってなんとも輝かしくニカッと笑った。




「んじゃぁもう行くからの。小五郎は時間に厳しいからのう…。」




なんて独り言のようにつぶやいて頭をガリガリっとかいた。





そして慎太郎さんに半ば強制的に引きずられるようにしてその場を去っていった。