誰が? きっと誰が定めたわけじゃない。 いつの間にかそうなっていた。 「このご時世、お前はんは何を言うとるんじゃ。」 刺すような視線が痛い。 だって私はこの時代の人じゃないんだもの。 だって私のすぐそばに『死』なんてなかったんだもの。 命の大切さは生きる時代によってこうも変わるのだろうか? どの時代だって、どこの世界だって、 大切なモノは何も変わりはしないのに