「やっと見つけた。」




花火をバックに沖田さんが駆けてきた。




「もっとゆっくり話してきてもよかったんだぜ?」



左之さんが冗談ぽく笑いながらに言った。


「考えるだけで反吐がでるよ。」




「今の言葉、土方さんに報告だな。」




「…左之さんの秘密もバラすからね。」





そんな2人のやりとりを見ているとつい笑顔がこぼれた。