…あれ? するとドッと全身の重みが増した。 「スー、スー…」 「…寝て…る」 …なんだったのよ私のあの無駄な緊張は。 真っ直ぐを見るとさっきまで見えなかった木の天井が見えた。 「なんか…損した気分だわ。」 やりきれない思いを抱えながら大きなため息をついた。