「ほら!!部屋、着いたよ!!」 私は平助を障子の側へと座らせ、布団を引く作業へと取りかかった。 「…桜?」 後ろから平助の声が聞こえた。 「起きたんだ?」 布団を敷き終わり平助の方へと振り返ると、 「うっわっ…!?」 私の視界一面が平助の顔に覆われた。 そして世界がぐらりと揺れた。