携帯は2010年の7月22日を表示していた。 時刻は夜の12時。 すると携帯が人工的な機械音を鳴らして、 私の手のひらの上で震えた。 懐かしいこの感じ。 現代では普通であるこの感触。 携帯のバイブ。 私は携帯の画面を凝視した。 画面には『おばあちゃん』と表示されていた。 「う…そ」 私は携帯を落としそうになりながら電話にでた。