そして山南さんは連れて行かれた。 ポツリと私の頬に雫が落ちる。 「雨…」 また一つ空から水が降ってくる。 雨が降り始める中、明里さんの悲痛の叫びが響く。 「山南さん!!山南さん!!」 泣き崩れて格子にしがみつく明里さん。 そこに永倉さんが現れて明里さんをどこかへ連れて行こうとするが 明里さんは断固それを拒否する。 「いや、私はここから離れない!!」 が、しかし女性では男性の力には勝てない 明里さんは連行されるような形でこの場から連れられてしまった。