「切腹」 伊東が一言呟いた。 「ご法度を犯したなら切腹、そう局中法度に書いてませんでした?」 部屋には伊東の声だけが響いた。 確かに、総長だからと言って特別扱いはできない。 俺は副長として意を決した。 「山南さんには切腹を言い渡す。」