雪は存在できるのはたった一瞬で自分の存在意味すら知らずに消えてしまう。 温もりを知ればそれが最後、 瞬く間に溶けてしまう… 「そんな哀しいこと言わないでください」 見垣くんは俯きながら言った。 「山南さんは必要です」 見垣くんはパッと顔を上げて私にしがみつきながらに言った。 「まあ落ち着いてください。」 私は見垣くんの肩をトントンと叩いた。